3月17日(日)にベルファームにて、松田イレブンの2年生〜6年生の18名を対象としてベルファーム農業体験を行いました。
今回のSDGs教室のテーマは「多様性」。17個の中では直接的な目標としては項目にはないものの、SDGs自体の目的が「誰一人取り残さない」世界の実現であることから、多様性はSDGsの根幹をなす重要な概念といえると言われています。そのため、松田町事業ではあるものの、農福連携を推進し、ハンデがある方が活躍する機会を提供している開成町のベルファームの畑で開催させていただきました。
幣クラブのオフィシャルプレミアムパートナーである、社会福祉法人一燈会とベルマーレが「農業・スポーツ・福祉」をテーマに、障がい者の就労支援を継続して行える農業連携事業です。
ベルファームでは障がいを抱える人と、ベルマーレフットサルクラブの選手が一緒に耕作放棄地を耕し、主に開成弥一芋を生産しています。
農業体験を行う前に、ベルファームとはどのような事業なのか、障がいを抱える人やクラブの選手、色々な方たちが関わっていて、誰一人として取り残さない事業だということ、農業と健康の関わりをベルファームのSDGs 3・8・15・17に絡めながら、クラブスタッフと一燈会の方からの講座を行いました。
今回は、弥一芋の定植を手植えと障がいを抱える方でも作業ができる道具を使用して行いました。
まずは手植えでの注意点や植え方をレクチャー!
実際に農業体験を開始!
『土の中が冷たい!』『土が硬いところは掘るのが大変!』などの声がありました。
一生懸命に土を堀り、1人2個ずつ丁寧に弥一芋を植えることができました。
次は、道具を使用しての定植作業を開始!
手植えをすることが難しい、障がいを抱える方がどのような方法で植えているのか子どもたちに体験していただきました。
子どもたちからは、『簡単に植えることができた』『これなら障がいをもつひとでもできそう』などの声をいただきました。
最後に仕上げとしてもみ殻をまいて農業体験は終了です!
全工程を終えた子どもたちは、『すごく楽しかった』『SDGsの17番のパートナーシップで目標達成をこれからも意識していきたい』『農業体験をしたことがなかったからいい体験になった』などの感想をいただきました。
今回、ただ農業体験をするだけではなくSDGsに絡めながら農業体験をすることで子どもたちにはパートナーシップや多様性の部分を感じてもらい、今後の生活でもSDGsについて意識してもらえるのではないかと感じました。