MENU
CLOSE

ニュース

社会性

【イベントレポート】7月17日(木)まるだい運輸倉庫 presents「Women’s Insight & Action」女性のバイオリズムを知り自身のあり方を考えるワークショップを開催

 

湘南ベルマーレフットサルクラブは、株式会社まるだい運輸倉庫とChance&Empowerment projectパートナー契約を締結し、物流・スポーツ・地域をつなぐ、新しい女性の課題解決のための対話イベントシリーズ まるだい運輸倉庫presents「Women’s Insight & Action」第1回を開催いたしました。

第1回のテーマは、「女性のバイオリズムを知り自身のあり方を考える

湘南ベルマーレフットサルクラブ事務所B1に、年齢も、生物学的性別も、立場も異なる20代〜60代の30名にお集まりいただき、湘南ベルマーレフットサルクラブからは高橋広大選手と中澤航選手も参加いたしました。

ワークショップ主催を代表し、まるだい運輸倉庫代表取締役社長秋元美里さまより参加者の皆さまに「これまで公の場で話をされてこなかった話題だが、このさまざまな皆さまと語り合えるこの機会を楽しんでほしい。」と想いの共有をいただき、会はスタート。

 

 

まずは女性のバイオリズムについての知識をインプット。

講師として、国際協力NGOとして、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)を推進している、公益財団法人ジョイセフより、栗林桃乃さんに登壇いただき、「性の健康と月経」というテーマでお話しいただきました。

 

 

ホルモンの働きや女性の体で毎月の周期で起きていることの解説、そして実物を使ったケア商品や治療法制度の紹介まで、ときに自身の経験も交え、明るく語ってくださいました。

中でも、月経の仕組みについては、参加した高橋広大選手がジョイセフエプロンを着用した状態で、実際に紙芝居のように子宮の中で起きている変化を絵で解説。

月経での出血量はどれくらいなのか、またその出血や月経により起こるその他の症状には個人差が大きくあることなど、これまでどこか話題にされにくかった詳細についても知る貴重な機会となりました。

 

 

そして、インプットの次は対話の時間。

男女混合でグループを作り、栗林さんのインプットを通じて感じたことや自身の認識とズレていたことについて語り合いました。

男性の方からは、「家族に女性はいるが、生理用ナプキンがこんなにも大きいとは知らなかった。奥さんがここにしまっているという場所もわかっているが、その箱を開けたことはない。」「人それぞれ違うということを初めて知った。」という声も聞かれるほど、各グループでの対話が盛り上がりを見せました。

 

 

続いて、敢えて生物学的性別ごとに別れて、女性だけのチーム、男性だけのチームでグループを構成し、対話の時間を作りました。

テーマはインプットと1度目の対話の中で異性とともに話す場を通じて気になったことや気づいたこと。

 


女性チームの中では「女性でも月経について知らないことがあるよね!」という声に共感が集まり、

男性チームの中では、「そもそも月経について知ろうと思ったことがなかったし、正直血を見るのも億劫で、毎月1週間も血が出るということを想像するだけで…」という声や、

「小学生の娘が明日にでも初経を迎える可能性があるということに気づいて、今びっくりしている。」という率直な発言など、

その後の全体共有も含め、それぞれが自身の思いを語り大いに盛り上がりを見せました。

 

 

最後に、もう一度男女混合のグループを作り、今後の生活の中で活かせそうなことや自身に何ができるかをそれぞれが話しました。

参加者の方の声を聞いた高橋広大選手が「この対話の中で知ったことを踏まえて、家族へもっと感謝の想いを伝える機会を作らなければ。」と家族への想いを語る姿に、感動の声が女性参加者の方から多数漏れ聞こえる様子がありました。

 

 

対話の時間を終えて、全体でのチェックアウト。
「20年女性の課題に向き合うイベントを企画してきたが、なかなか進まなかった。それがこの一晩でとっても前に進んだ気がします!」という自治体担当者からの声や、

「生理のケア商品一つとっても日々進化しているし、そのような手段があることを知るだけでも違うので、一人ひとり個人差があるということを理解した上で接し、対話していきたいですよね。」という秋元社長の声にたくさんの頷きが起こりました。

最後はワークシートに今後の自身のアクションについて宣言を書き込み、それを持って集合写真を撮り、会は終了いたしました。

 

 

引き続き、湘南ベルマーレフットサルクラブでは、まるだい運輸倉庫さまと新しい女性の課題解決のための対話イベントシリーズ まるだい運輸倉庫presents「Women’s Insight & Action」を通して、地域とともに歩む男子のフットサルクラブだからこそできる、地域を巻き込んだ女性の課題解決のためのアクションを続けてまいります。

ご参加いただいた皆さま、お取り上げいただいた報道各社の皆さま、ありがとうございました。

 

 

株式会社まるだい運輸倉庫 HP:https://www.marudai-unyu.com/

公益財団法人JOICFP HP:https://www.joicfp.or.jp/jpn/

お知らせ一覧へ