8月24日(土)にChance&Empowermentパートナーである小田原紙器工業株式会社さま、そのグループ会社である加藤兵太郎商店さまとの協業のもと、小田原市にある児童養護施設ゆりかご園さまにて味噌づくりワークショップを行いました。
Chance&Empowerment project として、2022シーズンから児童養護施設ゆりかご園の子どもたちが社会分断を感じることなく、健やかに毎日を過ごしてほしいという想いで交流を行っております。
小田原紙器工業株式会社さまとは昨シーズンにオリジナルイラストボトルプロジェクトを行っております。
https://www.bellmare-futsal.com/news/entry/230720_016028.html
今回は加藤兵太郎商店さまを迎え、子どもたちと味噌づくりワークショップを行いました。
今回は、籔内涼也選手・片山聖選手・計盛良太選手・フィウーザ選手が園を訪問しました。
加藤社長からレクチャーを受けながら、味噌づくりスタートです!
用意された材料を混ぜ合わせたり、大豆をつぶしたり、選手と子どもたちは、コミュニケーションを取りながら味噌づくりを進めて行きます。
硬い大豆をつぶす際には、頼れるお兄さんとして、選手たちが子どもたちをフォローする姿も見られました。
子どもたちは、初めのうち緊張をしていましたが徐々に打ち解け、笑顔を見せながら味噌づくりに取り組むことができていました。
実際に子どもたちが『楽しかった!』『出来上がるのが楽しみ!』と笑顔で語る姿が印象的でした。
また、子どもたちだけではなく選手たちにとっても、貴重な時間となりました。
味噌づくり後は園庭での交流も行いました。
湘南ベルマーレフットサルクラブでは社会課題解決事業に積極的に取り組み、地域や社会に寄り添い、チカラを引き出し、持続可能な未来を築いていけるよう取り組んでまいります。
過去にも子どもたちを相手に味噌作りをする機会はありました。
毎度のことですが、子どもの反応というのは素直で面白く、味噌作り教室を開催している側からすると発見の連続です。
味噌作りは単なる作業ではなく遊びの感覚に近くなるので、大人だけで実施するより明らかに賑やかになります。
今回も非常に楽しい味噌作り教室になったと思います。
今回味噌作りを経験したことで味噌に興味を持ってもらい、健康的な人生に繋げてくれたら嬉しいです。
私たちは定期的にゆりかご園を訪問していることで、顔見知りの子どもたちが増え、絆が深まっていることを強く感じています。選手たちも、トップアスリートという輝かしく子どもたちから羨望の眼差しを向けられる一面を持ちながら、一方で地域のお兄ちゃんとして、子どもたちと身近な関係を築いていました。
味噌作りは想像以上に大変で、汗をかきながらの作業でしたが、皆で力を合わせて進めることで、自然と笑顔が溢れ、温かい雰囲気が生まれていました。子どもたちと一緒に手を動かし、笑い合いながら、一つのものを作り上げる喜びを共有できたことは、何よりも嬉しい瞬間でした。
今回は選手の他にもスタッフやインターン生も参加したことによって、関係性の広がりも持たせられました。みんな貴重な体験になったはずです。
このような貴重な機会を共に作り上げてくださったパートナーに、心から感謝しています。この地域に対する思いをさらに強くし、もっと良い地域を作っていけるという自信が湧いてきました。「スポーツを通じて、機会をつくり チカラを引き出す。」というクラブミッションを果たせました。